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2008年09月28日

曼珠沙華:私の原風景

清流にかかる吊り橋をわたっていくひなびた温泉宿や、
漁師小屋ごしに見る白砂青松の浜辺や、
蒸気機関車が近づくプラットホーム…

私にとっての日本の原像はたとえばこのような風景で、
音も匂いも伴って、いつでも今でも甦らすことができます。

曼珠沙華:私の原風景



いま、彼岸花の季節。

緑の稲が黄色に転じてまもなく刈り入れのこの時期に、
祭り太鼓の試し打ちの音や、
ひんやりした大陸の風の匂いの中で、
曼珠沙華の赤が畦道に列をなす風景は、

gadogadoが捨てたくない日本の原風景なのです。

曼珠沙華:私の原風景



南の島に惹かれ続けるgadogadoですが、
人生のあしもとはしっかりこのあたりにふんばっています。

曼珠沙華:私の原風景



でも、この風景、もしかしてやはり南方系かしらん?


タグ :日本

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Posted by gadogadojp at 09:36│Comments(0)評論・エッセイ
 
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