岩手グループホーム「楽ん楽ん」の被災
yahoo地図より
追補 2019.8.20
「台風で入所者9人死亡、遺族と高齢者施設が和解 岩手」
朝日新聞
今回の被災で命をなくされた皆さんのご冥福を祈ります。
岩手の「グループホーム楽ん楽ん(らんらん)」はこんな場所。
日本列島の山間部ではごくごくふつうの地形。
でも、川沿いの平坦な場所に散在する建物、
隣は道の駅や野球場。
田畑はわずかしか見当たらない。
ということは、
地形上、何百年か前には氾濫したことがあるはず。
だから大きな村落が成立しなかったのだろう。
危険といえば危険な場所に見える。
そういう場所に社会的弱者が住まざるを得ない現実がある。
でも日本に住む限り、自然災害がこれまで起こらなかったりこれからもありえない場所などない。
残念だけれど。
いつか山は崩れ、川は氾濫し、海辺には津波が襲い、火山が噴火し、地震が起きる。
その歴史上の積み重ねの結果が今の日本列島のスガタカタチなんだから、これからも変貌していくはず。
何か起きても人命だけは救う〜そこんところにもっと英知を働かせ、税金を使わなくちゃ。
でもそれは避難計画のないまま原発を再稼動させるような冷血な人たちには不可能。ぜったい考えない。
わたしたちの手に政治を。
自衛隊を防災隊へ。
きょうは関東大震災から93年。
地理院地形図より
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