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2016年03月10日

広島県府中町の中学生自殺事件

いたましい事件だ。
黙っていられないから一言書く。

わたしは、知ってる人は知ってる通り、学校時代おとなしく空気を読んで過ごした「いいこ」じゃなかった(笑)。筋が通らないと思ったら黙っていられない性分だった。
それでも、いつでも教師や親に真実を話したわけじゃない。

小4の時、カンニングしたと担任に誤解され、試験中に名指しされた。帰宅して親には何も言わなかったが、翌日呼び出された。(かあちゃんごめん。)
カンニングなんて考えたこともなかったけど、当時いちばん背が高くて、いちばん先に解き終わった私だったので、みんなどのくらい解き終わったかなと周囲の鉛筆の動きを眺めてたと思う。だからそう見えたんだなと思って「やってない」とは担任に言わなかった。「あんたがカンニングするはずはない!」と言ってくれた親にも何も言わなかった。していないといえば担任と親とのバトルになるから。でもとにかく私は教師を信用しなくなった。

中2の時、誤解に基づいて私をなぐり口の中を血まみれにさせ、歯も数本飛ばした同学年の生徒がいた。私は、お、なぐりやがったと思っただけで、黙って背中を向けて去った。その態度にさらに腹を立てたそいつは私の背に向かって椅子を投げつけた。帰宅する頃には顔がどす黒くパンパンに腫れ上がっていたけど、親には一言も説明しなかった。翌日登校すると、驚いたことに私の担任が、そいつに謝れ、という。どうせ自分につごうのいいことばかり訴えたのだろうけど、いや違うというと今度はそいつが指導されることになるから、私は謝った。それでおさまった。

この事件、まだまだ本当のいきさつがわからない。でもこういう可能性もあると思う。〜
万引きしていないと言うと、実際に万引きした生徒の入試に差し支えるかも、などと一瞬考え付いたのではないか。で、言うチャンスを失ったまま三者懇談になってしまったのではないか。担任は疑問を持ったとしても、誰かに質問して笑われるのがいやだった。

中三の時期に万引きなどの行為があれば推薦に差し支える、という規定が中一からの三年間に改悪されたばかりだという。きっと誰か、厳しくすることが教育だなどと勘違いした教員が大きな声を出して変更したにちがいない。そして他の教員は黙っていた。〜現時点では推測に過ぎないけれど。

誰か威勢のいい(=出世したい)教員だけが声をあげ、
他の教員が口をつぐむような学校は生徒の命に関わるということだ。
疑問があれば質問し、重要な問題は議論する、という風通しの良い職場にならなければ、このような初歩的ミスはこれからもたくさん起きるぞ。もっと不幸が起きるぞ。


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Posted by gadogadojp at 00:16│Comments(0)できごと
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